お手入れ・お直しのこと

2011.02.28 Monday

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    古い着物や帯は、仕立て直しや寸法直し以外に、シミや汚れを取ることもしばしばです

    どちらも、手を入れる前の写真を取っていなかったのですが、

    よつばのクローバーこちらの帯は私が刺繍を入れました

    裏からですが、胴部分に茶色いキツイ汚れがあったため、



    その部分に葉を二枚足して隠しました




    ただ、葉脈の銀の色がそこだけ綺麗すぎたので、別のところも少しやり替えました



    違和感もなく、我ながら上出来ニコニコ



    よつばのクローバーそして、こちらはお客さまからの依頼品

    着用したところ金駒が解けてきて、その部分の二か所の金駒を取ったら、白地の上に金の錆びた跡が点々と残って悲惨な状態になってしまい困惑相談にみえました

    元通り金駒をすると手間も費用もかかるので、悉皆屋さんに相談して色を挿してもらうことにしました

    解けた金駒の上のピンクとクリーム色の桜がそうですが、ぶつぶつの後もわからなくなりました拍手
    さすがプロ!!




    お手入れのために解くこともあるので、後からこれを縫う必要があります






    崩壊した上前の金駒と背中の銀駒を直すのは私の役目です





    ガンバリます汗


    時代を経たものは傷みや汚れが多々ありますが、手をかけることで蘇り、輝きを取り戻すのであれば何とかしてあげたいと思ってしまうんです

    何かあればどうぞご相談くださいね




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