塩入守治作・型染め紬名古屋帯
2020.03.03 Tuesday
たれ裏に 萌木会・塩入守治 とあったこの帯
雰囲気が好く、好きだったので仕入れたものですが、買ったときは綴じ糸が付いていました
糸を切って初めてたれ裏を見て、そういうことに明るくない(関心がない)ため、名前をググったところ、1994年に亡くなられた国画会の染色作家さんであることが判りました
上質の軽い紬地に、花のようにも見える曲線の柄とカラフルな丸い柄が並ぶシンプルなデザインに心が温かくなるような優しいような感覚を覚えます
丸は、飴玉?ビー玉の様でもあり、色もちょうど好い明るさで、何とも言えない感じは作り手さんの技量と気持ち伝わるからなのだなあと、納得しました
洋装品でもブランド品は好きじゃなく、ネームではなくデザインで選ぶので、着物の仕入れでもネームは無視
基準はデザインが素敵だと思うかどうか、自分の感性だけ(ステキだと思ったものがブランド品である場合は、名前で買う方々が買われるため高くでしか買えない現実)
着物好きな方が大切に保管されていた状態の良いお品です
遊び心が感じられる趣味の良いコーディネートにいかがでしょうか
・リサイクル名古屋帯・・・31.8−370 35000円+税 未使用品美品
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